被災地ではまだまだ日本全国の助けを必要としているにも関わらず、震災当初に比べボランティアの数も減り、慢性的な人手不足に陥っています。自身も阪神淡路大震災の被災者でもある間寛平はその現状を知り、震災の記憶が風化し、被災地が取り残されつつある現状に危惧を感じ、何か自分にできることはないか考えました。
そこで、"人と人との繋がり"こそが笑顔・勇気・元気を生み出す原動力であると感じたアースマラソンの経験から、自分自身が走ることで被災地の方々に"人と人との繋がり"を届けることを決意しました。復興に向けて進んでいる状況をただ伝えるだけでなく、仮設住宅への訪問や地元ランナーとともに汗を流す"応援ラン"など、自らが被災地の方々と交流しながら、東北の地を走ることで"震災の記憶を風化させないキッカケにすることが、 このプロジェクトの目的です。
ヒロシマ、ナガサキに投下された原子爆弾は、アメリカ・インディアン最古の民、ホピ族の聖地から掘り出されたウランから造られたものだった。
その彼らの間には、数千年の昔から、偉大なる聖霊から与えられた謎の予言の石版がある。
そして、そこには驚くべきことに「灰のびっしりつまったヒョウタン」と呼ばれたヒロシマ、ナガサキの原爆投下を始め、第一次、第二次世界大戦、更には来たるべき人類とこの文明の破滅と再生が予言されているのだ。
いま彼らは、その予言の中に告げられた人類存亡の最終的危機と、それを乗り越える道を、世界の人達に映画を通して訴え始めたのだ。この映画は、監督の宮田雪が、ホピ族を代表する予言のメッセンジャー、トーマス・バニヤッカに出会ったことによって始まり、約七年の歳月を経て完成した。
第十二回のアメリカ・インディアン・フィルム・フェスティバルで最優秀ドキュメンタリー大賞を受賞し、日本ばかりでなく、アメリカ、ヨーロッパでも上映され大反響を呼んでいる。1986年作 75分
(ビデオの解説より引用)
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